クレジットカード・ローン

クレジットカードは、我が国で2億6000万枚が発行されており、国民1人あたり約3枚を保有している計算になります。国民消費支出手段の4分の1を占めており、私たちの生活には欠かせない必需品といっても過言ではありません。

クレジットカードがここまで浸透したのは、原則として預金や不動産など担保のある人に融資する金融機関に対し、ク
レジットカードは無担保で商品やサービス、お金を提供してくれるからです。つまり、クレジットカードは利用者との間
で結んだ「信用」という名の担保で金融を営んでいるのです。
クレジットカードがなかったら、ほしいもの、受けたいサービスは、その対価である料金が貯まるまで待たなくてはな
りません。そうなると、色々な機会を逃すことになります。たとえば、友人の結婚式に招待されている人がいるとしまし
ょう。しかし、給料日前で持ち合わせがありません。スーツを新調したい、陸別を用意したいと思ってもかないません。
でも、クレジットカードがあれば、友人の門出に出席できるのです。「先にモノを手に入れて後で支払う」のがクレジッ
トカードの一番のメリットなのです。

クレジットカードが誕生して約半世紀のときが流れました。その間、会員や加盟店獲得の競争は激化し、ブランドの対
立もありました。この数年、メガバンクの誕生でクレジットカード業界は再編・統合、資本。業務提携と、激動の時代を
迎えています。利用者および加盟店数は横ばい傾向にあり、業界は成熟期から新しいビジネスモデルの構築に迫られてい
ます。
このサイトでは、クレジットカード、信販、消費者金融の3業態をクレジットノローン業界としてひと括りにして取り上げ、業界関係者のナマの声も盛り込みながら、それぞれが抱える課題と将来動向について詳説しました。関係業界および利用者、クレジット・ローン業界への就職を目指す人のサブテキストになれば幸いです。

1
Point
クレジットカードの現状
 クレジットカードは国民消費支出手段の4分の1を握る、最 も身近で簡便な金融手段です。カード1枚でショッピングがで き、物入りの際のキャッシングにも便利なクレジットカード。
2
Point
クレジットカード、ローンカードの仕組み
 便利なクレジットカードのウラには、様々な仕掛けがありま す。クレジットカード会社と会員、加盟店の関係はどうなっ ているのか。 ICカードやセキュリティ対策、さらには関連す る法律などについても紹介します。
3
Point
クレジットカードの問題点
 クレジットカードは銀行系、流通系各社が競合しています が、新規参入のメーカー系カ一ドや|丁企業なども活躍の場を 広げています。各社の戦略と今後の生き残り策について検証 しました。
4
Point
信販業界
  「分割払い」のできるカードとして庶民に欠かせないのが 信販会社のカード。提携カードにも強いのが特色ですが、メ ガバンクの金融支援後は再編・統合や売却など、激動の時代 を迎えている業界の現状を追いました。
5
Point
消費者金融
 少子高齢化の影響で低成長期に入った消費者金融業界は今、 都銀の熱い視線を浴びてメガバンクの個人口-ン戦略の中核的 な役割を担う一番手として、存在感を高めています。しかし、 「過払い請求」など課題も少なくありません。




金融業界最大の装置産業の再編統合のカギはシステム

クレジットカード業務は数百万もの会員に対して決済代行や貸付を行うので、業務効率を上げるためのシステム構築が不可欠です。金融業界で最も装置産業化した業態といえるでしょう。 クレジットカードが利用されなけ…

クレジット業界

メガバンク、商社、消費者金融とのタッグで多様なサバイバル作戦

銀行系クレジットカードと大手信販は、長年支援を受けてきた関係から、メインバンク・都銀の個人業務戦略に沿った生き残り策を模索せざるを得ない状況になってきました。 メガバンクグループの中核である都銀は、0…

クレジット業界

一番最後に着手されたクレジット・信販会社の再編・統合

メインバンクである都市銀行が再編・統合したことから、クレジットカード。信販などノンバンク各社の再編・統合も時間の問題といわれていましたが、メガバンクグループは先送りしてきました。 大手ノンバンクは、大…

クレジット業界

都銀が叫んだウソの主張

今はキヤッシユカードと一体になったクレジットカードも珍しくありません。しかし、都市銀行は銀行本体で取り扱うことに消極的でした。 大手銀行は、昔からリテール業務に熱心ではありませんでしたが、50年代から…

クレジット業界

都銀がこれまで本気でリテールに取り組まなかった理由

都市銀行は1000万単位の口座数を誇る巨大金融機関で、個人口座も膨大な数にのぼります。しかし、個人(リテール)業務に対しては、これまでは積極的に取り組んできたとはいえませんでした。 都市銀行は、我が国…

クレジット業界

個人消費手段の1/4を占めるクレジットカード

クレジットカードは代金後払いの性格から、元来不況に強い業種といえます。この10年間、国民消費支出の4分の1を占めており、個人消費の大きな担い手として活躍しています。 クレジットカードは、商品やお金を先…

クレジット業界